あさイチ スゴ技Q 冷凍やけ対策と氷温度熟成、解凍のコツ [あさイチ スゴ技Q]
あさイチ スゴ技Q 2014年6月3日放送
湿気の多い季節、野菜を新鮮に保つワザや、 おいしい冷凍術・解凍術などが紹介されました!
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野菜が育った環境と近い環境にすると長持ちします。
●ナスやトマトのような夏野菜
冷蔵庫の冷気が苦手です。
夏場の暑い時期は、傷みが早くなるので、
うまく冷気が当たらないように冷蔵庫で保存するのがベスト
なんだそうです。
<やり方>
冷気が直接当たらないように、新聞紙やキッチンペーパーなどで
包んでから冷蔵庫に入れると良いそうです。
●ほうれん草・小松菜・青梗菜(チンゲンサイ)
<やり方>
流通の段階で水不足を起こしているので、
5~10分水につけると、少し状態が戻るそうです。
point
水にずっとつけっぱなしにすると、かえってビタミンが溶け出たり、
傷んだりするので、ほどよく水につけて、
しっかり水けを切ることがポイントなんだそうです。
その後、しっかり水けを切って、保存袋は密閉せず、
袋の一か所をテープで止めるくらいが良いそうです。
point
葉の乾燥は防ぎますが、
酸素も入るので長持ちしやすいそうです。
番組ではこの方法をすると、1週間たっても買った時と味が
ほとんど変わらないとのことでした。
<下処理する場合>
茹でてから冷凍が最も日持ちします。
沸騰したお湯に、野菜の芯が残る形で湯通しします。
お湯につける時間は10~30秒です。
その後、冷水につけると色止めになります。
繊維を壊さないように、水けをかるく絞って、
食べやすい3~4cm幅に切ってから冷凍すると良いそうです。
調理時に塩を足すので、
下茹ででは塩は入れなくてOKなんだとか。
冷凍状態がよければ1か月ほどおいしく食べられるそうです。
<使う時>
ポイントは解凍せず、冷凍のまま調理すること。
解凍してから調理すると食感が悪くなるそうです。
視聴者からの質問で、「レンコン」についてがありました。
レンコンも固ゆでして、冷凍すると長期保存可能なんだそうです。
筑前煮など調理時は冷凍したまま使用します。
●キャベツ
丸のまま買って、
外側から順番に使っていくと、傷みにくいそうです。
半分や4分の1にカットしたものだと、
断面から傷んでくるそうです。
●もやし
最近は袋に色々な工夫がされていて、
買った時のまま保存するのがベスト。
もっと長持ちさせたい時は、
タッパーなど密封できる容器に水をはって、
『ひげ根を取った状態で』中に入れると良いそうです。
その際も、1日ごとに水を変えることがポイントなんだそうです。
冷凍したお肉がおいしくない・・・・
家庭で冷凍した食材がおいしくない理由は『冷凍やけ』
冷凍庫で食材から水分が奪われると、どんどん乾燥して
食品の脂質が酸素と反応して変色や食感の低下が起こります。
食材の色が変わったり、ぼそぼそした食感になるそうです。
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<冷凍やけを防ぐ方法>
冷凍した食品を極力空気に触れさせないように、
ラップにくるんで密閉して冷凍しておく。
家庭でやる時は、
肉などをまず一つずつラップにくるみ、
それをさらに冷凍保存袋に入れて密閉保存します。
冷凍うどん会社の特許申請中の冷凍やけを防ぐ方法は ある液体を霧状にして食品に吹きかけるそうです。 ある液体とは、『マルトース液』
マルトース液と近いものが、実は家庭にもあるそうです!
その液体とは『砂糖水』
砂糖の水分と結びつきやすい性質を利用して、
食品の表面を砂糖水で覆って冷凍すると、
食品に含まれる水分が蒸発しにくくなるそうです。
<食品保存用砂糖水の作り方・使い方>
【1】水1リットルに対して砂糖1gをしっかり溶かせます。
【2】1日だけ冷凍したお肉などを
(1)に浸してすぐにラップして、保存袋に密閉し、
冷凍庫に保存します。
●砂糖水を入れると、味が変わってしまわない・・・?
0.1%の砂糖水なので、味はほとんど変わらないそうです。
砂糖1gで3.8kcalなので、1リットルの砂糖水に軽くつける
程度では、カロリーも誤差範囲という感じですね!
実は水で皮膜を作る方法は、魚介類の冷凍保存で
すでに使われている技術で『グレース』というそうです。
冷凍エビなどをしっかり見ると、
白い皮膜が見えますが、冷凍された魚介に水でスプレーをして、
さらに氷の皮膜を作るそうです。
しかし、家庭用の冷凍庫の温度では、業務用冷凍庫と比べると
全然低温ではないので、水でスプレーするくらいでは
どんどん水が気化してしまうそうです。
砂糖水にすると、家庭用冷凍庫でも、業務用の水スプレーの
ような効果が期待できるそうです。
砂糖水の方法は、お肉以外でも、表面積の大きいものには
使えるだろうとのことでした。
●保存することでおいしさがアップするワザ
『氷温熟成』
氷温熟成とは?
マイナス1~3度という温度は、
細胞が凍結から身を守るためにアミノ酸や糖類を作り出し、
旨み成分が増えて、おいしくなるそうです。
家庭で氷温熟成できないもの
・豚肉
・・雑菌が繁殖するため、厳密な温度管理が必要なんだそうです。
家庭で氷温熟成できるもの
・マグロ
冷蔵庫のチルド室を使います。
チルド室は0度前後なんだそうで、
「アルミ箔」を使えば氷温熟成に近い環境にできるそうです。
生魚をアルミ箔で一つずつ包んで、チルド室に一晩ほど入れるだけです。
<注意>
チルド室は微生物が繁殖するので、賞味期限の範囲内で
食べてほしいとのことでした。
●冷凍した食べ物のおいしい解凍法
・魚
電子レンジで解凍するのではなく、
『フライパンで解凍させます』
<焼き魚を作る時の解凍法>
【1】フライパンにオーブンシート(クッキングシート)
をひいて熱します。
【2】魚の皮を下にして、フライパンの上に置き、
焼き目のがつくまで焼きます。(2分程度)
【3】焼き色がついたら、ひっくり返して、
酒と水を各大さじ1入れます。
【4】蓋をして2分蒸し焼きにします。
point
蓋をすることで、魚の中まで蒸し焼きにします。
【5】火を止めて、
フタをしたままさらに2分蒸らしたら完成です。
おいしく焼けるだけでなく、
解凍⇒焼くという二段階から、
焼くだけの1段階に省略でき、
冷凍から出してわずか5分で焼き魚ができてしまうそうです。
解凍後も水が出てこない、刺身の解凍法
<刺身など、生魚の解凍法>
水が入らない保存袋に入れた状態で
氷水の中に入れて解凍します。
90分ほどで解凍できるそうです。
~感想~
流水や冷蔵庫のチルド室で解答していました。
これからは氷水でやってみようと思います。
~視聴者からの質問コーナー~
●最新の冷蔵庫でなくてもできる省エネ法は?
・冷蔵庫は7割くらいにして詰めすぎず、冷気を循環させます。
・冷凍庫はドアの開閉で温度変化を起こさないように、
パンパンにものを詰めて、凍った食品同士で庫内温度を
下げると節電できるそうです。
●冷蔵庫の置き場所に適材適所はありますか?
吹き出し口から離して食材を置くと良いそうです。
●花を長持ちさせる生け方は?
・水の下に入る葉は全て取り除く。
・ふわっと広げるように生けた方が、
草木が蒸れず長持ちする。
・夏のシーズンは、葉が青々しているので、
緑の葉を中心に、赤い花を少しだけ差し色しても
十分きれいなんだそうです。
湿気の多い季節、野菜を新鮮に保つワザや、 おいしい冷凍術・解凍術などが紹介されました!
保存のポイント
野菜が育った環境と近い環境にすると長持ちします。
●ナスやトマトのような夏野菜
冷蔵庫の冷気が苦手です。
夏場の暑い時期は、傷みが早くなるので、
うまく冷気が当たらないように冷蔵庫で保存するのがベスト
なんだそうです。
<やり方>
冷気が直接当たらないように、新聞紙やキッチンペーパーなどで
包んでから冷蔵庫に入れると良いそうです。
●ほうれん草・小松菜・青梗菜(チンゲンサイ)
<やり方>
流通の段階で水不足を起こしているので、
5~10分水につけると、少し状態が戻るそうです。
point
水にずっとつけっぱなしにすると、かえってビタミンが溶け出たり、
傷んだりするので、ほどよく水につけて、
しっかり水けを切ることがポイントなんだそうです。
その後、しっかり水けを切って、保存袋は密閉せず、
袋の一か所をテープで止めるくらいが良いそうです。
point
葉の乾燥は防ぎますが、
酸素も入るので長持ちしやすいそうです。
番組ではこの方法をすると、1週間たっても買った時と味が
ほとんど変わらないとのことでした。
<下処理する場合>
茹でてから冷凍が最も日持ちします。
沸騰したお湯に、野菜の芯が残る形で湯通しします。
お湯につける時間は10~30秒です。
その後、冷水につけると色止めになります。
繊維を壊さないように、水けをかるく絞って、
食べやすい3~4cm幅に切ってから冷凍すると良いそうです。
調理時に塩を足すので、
下茹ででは塩は入れなくてOKなんだとか。
冷凍状態がよければ1か月ほどおいしく食べられるそうです。
<使う時>
ポイントは解凍せず、冷凍のまま調理すること。
解凍してから調理すると食感が悪くなるそうです。
視聴者からの質問で、「レンコン」についてがありました。
レンコンも固ゆでして、冷凍すると長期保存可能なんだそうです。
筑前煮など調理時は冷凍したまま使用します。
●キャベツ
丸のまま買って、
外側から順番に使っていくと、傷みにくいそうです。
半分や4分の1にカットしたものだと、
断面から傷んでくるそうです。
●もやし
最近は袋に色々な工夫がされていて、
買った時のまま保存するのがベスト。
もっと長持ちさせたい時は、
タッパーなど密封できる容器に水をはって、
『ひげ根を取った状態で』中に入れると良いそうです。
その際も、1日ごとに水を変えることがポイントなんだそうです。
冷凍したお肉がおいしくない・・・・
冷凍うどん会社に学ぶ おいしい冷凍術
家庭で冷凍した食材がおいしくない理由は『冷凍やけ』
冷凍庫で食材から水分が奪われると、どんどん乾燥して
食品の脂質が酸素と反応して変色や食感の低下が起こります。
食材の色が変わったり、ぼそぼそした食感になるそうです。
<冷凍やけを防ぐ方法>
冷凍した食品を極力空気に触れさせないように、
ラップにくるんで密閉して冷凍しておく。
家庭でやる時は、
肉などをまず一つずつラップにくるみ、
それをさらに冷凍保存袋に入れて密閉保存します。
冷凍うどん会社の特許申請中の冷凍やけを防ぐ方法は ある液体を霧状にして食品に吹きかけるそうです。 ある液体とは、『マルトース液』
マルトース液と近いものが、実は家庭にもあるそうです!
その液体とは『砂糖水』
砂糖の水分と結びつきやすい性質を利用して、
食品の表面を砂糖水で覆って冷凍すると、
食品に含まれる水分が蒸発しにくくなるそうです。
<食品保存用砂糖水の作り方・使い方>
【1】水1リットルに対して砂糖1gをしっかり溶かせます。
【2】1日だけ冷凍したお肉などを
(1)に浸してすぐにラップして、保存袋に密閉し、
冷凍庫に保存します。
●砂糖水を入れると、味が変わってしまわない・・・?
0.1%の砂糖水なので、味はほとんど変わらないそうです。
砂糖1gで3.8kcalなので、1リットルの砂糖水に軽くつける
程度では、カロリーも誤差範囲という感じですね!
実は水で皮膜を作る方法は、魚介類の冷凍保存で
すでに使われている技術で『グレース』というそうです。
冷凍エビなどをしっかり見ると、
白い皮膜が見えますが、冷凍された魚介に水でスプレーをして、
さらに氷の皮膜を作るそうです。
しかし、家庭用の冷凍庫の温度では、業務用冷凍庫と比べると
全然低温ではないので、水でスプレーするくらいでは
どんどん水が気化してしまうそうです。
砂糖水にすると、家庭用冷凍庫でも、業務用の水スプレーの
ような効果が期待できるそうです。
砂糖水の方法は、お肉以外でも、表面積の大きいものには
使えるだろうとのことでした。
●保存することでおいしさがアップするワザ
『氷温熟成』
氷温熟成とは?
マイナス1~3度という温度は、
細胞が凍結から身を守るためにアミノ酸や糖類を作り出し、
旨み成分が増えて、おいしくなるそうです。
家庭で氷温熟成できないもの
・豚肉
・・雑菌が繁殖するため、厳密な温度管理が必要なんだそうです。
家庭で氷温熟成できるもの
・マグロ
冷蔵庫のチルド室を使います。
チルド室は0度前後なんだそうで、
「アルミ箔」を使えば氷温熟成に近い環境にできるそうです。
生魚をアルミ箔で一つずつ包んで、チルド室に一晩ほど入れるだけです。
<注意>
チルド室は微生物が繁殖するので、賞味期限の範囲内で
食べてほしいとのことでした。
●冷凍した食べ物のおいしい解凍法
・魚
電子レンジで解凍するのではなく、
『フライパンで解凍させます』
<焼き魚を作る時の解凍法>
【1】フライパンにオーブンシート(クッキングシート)
をひいて熱します。
【2】魚の皮を下にして、フライパンの上に置き、
焼き目のがつくまで焼きます。(2分程度)
【3】焼き色がついたら、ひっくり返して、
酒と水を各大さじ1入れます。
【4】蓋をして2分蒸し焼きにします。
point
蓋をすることで、魚の中まで蒸し焼きにします。
【5】火を止めて、
フタをしたままさらに2分蒸らしたら完成です。
おいしく焼けるだけでなく、
解凍⇒焼くという二段階から、
焼くだけの1段階に省略でき、
冷凍から出してわずか5分で焼き魚ができてしまうそうです。
解凍後も水が出てこない、刺身の解凍法
<刺身など、生魚の解凍法>
水が入らない保存袋に入れた状態で
氷水の中に入れて解凍します。
90分ほどで解凍できるそうです。
~感想~
流水や冷蔵庫のチルド室で解答していました。
これからは氷水でやってみようと思います。
~視聴者からの質問コーナー~
●最新の冷蔵庫でなくてもできる省エネ法は?
・冷蔵庫は7割くらいにして詰めすぎず、冷気を循環させます。
・冷凍庫はドアの開閉で温度変化を起こさないように、
パンパンにものを詰めて、凍った食品同士で庫内温度を
下げると節電できるそうです。
●冷蔵庫の置き場所に適材適所はありますか?
吹き出し口から離して食材を置くと良いそうです。
●花を長持ちさせる生け方は?
・水の下に入る葉は全て取り除く。
・ふわっと広げるように生けた方が、
草木が蒸れず長持ちする。
・夏のシーズンは、葉が青々しているので、
緑の葉を中心に、赤い花を少しだけ差し色しても
十分きれいなんだそうです。